栽培への私の考え


健康的な生活を送るために、「食」は重要な要素の一つです。
毎日の食事を提供する主婦の仕事はとても重要なものです。
適当に、ただ腹を満たせるだけものを提供していたら健康的な良い子は育ちませんよね。
全く、農作物も同じだと私は思います。農家の私たちは農作物という子供を育てています。

・「バランスのとれた食事」=「その時期に応じて肥料設計した施肥」
・「良い食材」=「有機質の肥料」
・必要に応じて不足分を補う「機能性食品」=「化成肥料」

 芽が出て、花が咲き、実になり、収穫、木の体力回復と1年間の中でどんどん変化していきます。
また、それぞれの生育ステージで必要とする肥料成分も変わります。その辺をよく考慮して肥料をやっています。
毎日、木の状態を見ていると、木が訴えている要求も分かります。

 「有機質の肥料」は良い食材で、これを施すことにより味に深みが出てきます。
数多くある有機肥料の中で一番納得できるブランドのものを使っています。
時には、魚のアラもまいています。臭くてたまりません(匂いには慣れます)が、これはかなり良い肥料になります。昔
は、化成肥料が開発されるまで利用されていた方法です。

 「化成肥料」を悪者のように言われる方もいますが、私から言わせれば、肥料の宝物です。
「機能性食品」に頼るだけの食生活は危険です。しかし、疲れた時や不足分を補うのには速効性があって良いです。
食欲がない。そんなときは栄養ドリンク1本。と言う様な使い方をしています。
 「化成肥料は使いません。」と言う言葉をキャッチフレーズにされている方もいますが、私は堂々と、化成肥料も使い
ますと聞かれたときは答えています。

 以上の栽培技術に加えて、自然の恵みの綺麗な水はありがたいです。ため池の水を灌水に使わなければいけない
所からすると、雑菌が少ないので木が病気になりにくいです。

追伸
 この栽培におけるこだわりは、非常に労力、生産コストがかかるので、高付加価値を求めた作物の生産に適用でき
るものです。今後日本のTPP参加により、農産物も価格競争にさらされることになるでしょうから、価格が安くて食べら
れればいいと言うだけの考え方による効率的な生産も、必要となるときには、それに会わせた栽培をしなければいけな
いだろうと思います。


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